Atelier TMA
Atelier TMAは沖縄で住宅設計のお仕事をしています。
外から帰ってきてホッとできるような空間作りのお手伝いをさせていただいています。
三角屋根の家
2022年9月5日
三角屋根の家は母家の隣に息子家族が家を建てたいと言うお話しから始まりました。
今回は、一つの敷地に二棟建つので、新築ではなく法律上は増築になります。
母屋の隣の敷地面積が狭い為、当初は2階建ての母屋の上に3階建てを希望でした。
しかし、基準法が改定され以前の構造基準と現構造基準が合わず、現構造に合わせて建てると母屋も改修する事となり、建築費が高くなり隣の敷地に増築する計画に変更しました。
LDKは13帖ほどと小さめですが、窓を広くして、テラスを新設して広く見せる工夫をしています。
出窓側は16Mの道路に面していますが、ちょうどその位置に街路樹があり、南の光を
采切りプライバシーを守れる空間になっています。
キッチンは、解放感のあるアイランド型のキッチンです。
テラスは元々、下が既存の駐車場になっています。
その空間を活かして、リビングに通じるテラスを設けました。
リビングからテラスに抜けて、洗濯物を干したり、子供たちがプールで遊びたいとおっしゃっていました。
夏になると、花火もキレイに見えるということで楽しみにしています。
母屋の両親とバーべキューもしたいとおっしゃっていました。
洗面脱衣室の可動棚も結構重要な収納用具だと感じます。
家のプランでは、1.8m×1.8mの広さが多いと思いますが、弊社では広めに設計しています。将来的に子供たちが部活をしたりして洗い物が増えると、脱衣室が荒れてしまわないように広めにする事をお勧めします。
2階に上がる鉄砲階段のアクセントクロスがいい感じです。
2021年2月10日
テラスを囲む家
古くなった家を建て替えたいとのお話しがありました。
今の家は広い過ぎて、活用していない部屋が多いので、無駄を無くして家を作りたいとのお話から家づくりがスタートしました。
玄関のシンボルツリーは黒木です。
とても可愛く見えます。
子供たちがクリスマスツリーを作りたいと楽しそうでした。
玄関を入ると横にはシューズクロックからテラスに行ける動線回路になっています。
テラスの様子です。
沖縄の南側はとても暑いので、テラスは北側に配置しました。
まだ階段は付いていませんが、階段を上がると、駐車場上に上がれるようになります。
シンボルツリ―は桜の木。
リビングからテラスの眺めです。
床とテラスの高さが同じなので、リビングが広く見える効果もあり、解放感を感じます。
階段を上がって2階に行くとすぐ横にはPCコーナーがあります。
北側に面しているので、優しい光が入り、カーテン無しでも大丈夫です。
落ち着く空間です。